もともと「年収は高ければ高いほど幸せ」という価値観には懐疑的だった私ではありますし、先日、はこんな記事も書いているくらいなのですが↓

最近読みなおした本で、年収だけで仕事を選ぶのはやはり間違っていると思ったので、今回はそれについて書きたいと思います。
ちなみに読んだ本というのはこちら。
目次
本に書かれていたこと
こちらはハーバード・ビジネス・スクールで教鞭を取っていた経営学者が書いた人生論で、本当はキャリア選択以外の話にも示唆が多い本なのですが…
【今日のハッピー3選】
😴お昼寝できた
📚良書を再読できた
😊久々に飲んだスミノフ美味しかったこちらの超良書は、超有名経営学者の人生論。私は2016年7月に購入したらしい。買って5年経つなんて信じられないくらい、内容が色褪せない。きっと今後もお世話になる本🙏https://t.co/hMkXYFlDfR
— ワーママきみどり@🇯🇵🇺🇸ゆる投資 (@workingkimidori) June 13, 2021
この本では「報酬だけを追い求めて仕事を選んでも、仕事の満足感は上がらない」と書かれています。理由は簡単!「報酬は仕事の満足度を上げる要因ではない」(*)からです!
(*)アメリカの有名な研究(ハーズバーグ氏の研究)による
お仕事選びの要因は ①満足度を上げる要因 と ②不満を無くす要因 に分けられるのですが、
【例】
満足度を上げる要因:やりがい・適切な責任・自己成長
不満を無くす要因:職の安定・嫌な同僚が居ないこと
ここで「年収」は後者なのです。
つまり、年収は低すぎると不満を生むけれども、より多く貰ったからと言って満足度を上げてくれるとは限らないということです。
この本の著者は
金銭、ステータス、報酬、職の安定といったことは、ある一定水準を超えると、仕事での幸せを生み出す要因ではない。
と述べています。
転職した自分に重ねて
これを先日改めて読んだ私の感想は「それな」の嵐!です。
前職と現職を比べてみると、年収こそ上がりませんでしたが、仕事が自分の成長に繋がっているという実感があります。
また、他部署の人たちも本当に良い人が多くて「この人たちの役に立ちたい」と思われてくれる方たちばかりで、やりがいも大きいです。
もちろん、年収以外の不満(合わない上司、謎に絡んでくる他部署の人、忖度文化)が減ったことも、今の仕事が楽しい理由ではあるのですが、いずれにしても「年収据え置きでも仕事の幸福度爆上げ」は普通に起こりうるということを今の会社で実感しています。
職探し・転職をするあなたへ
職選びにおいて、「年収は高ければ高い方がよい」と考えている方は、その考え方で本当によいのかを、もう一度、自分の価値観と照らして考え直したほうが良いと思います。
「FIREしたいから、年収1000万は譲れない」
「子どもを大学まで行かせるために、自分だけでも年収600万は欲しい」
というように、自分にとって必要な年収が明確ならばよいのですが。
なんとなく「年収は高い方がカッコイイ」という考え方で仕事をしていると、大切なものを犠牲にしているかもしれませんよ…?
…と、壮大な問いかけをしたところで()今回は終わりたいと思います。
ではまた!
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